高橋 信 教授

中田 俊彦←高橋 信→片桐 崇史
先端社会工学講座
リスク評価・管理学分野
研究室サイト:
http://www.takahashi.qse.tohoku.ac.jp/

研究内容について

これまでは量子エネルギー工学専攻において、 原子力プラントの安全性向上のための診断システムの開発、大規模システムのマンマシンインタフェースに関する研究を行ってきました。 これまでの研究でも、工学の分野でありながらも認知科学の分野の知見をベースにして、 常に人間との関わりにおいて機械システムを考えてきました。 例えば、マンマシンインタフェースは人間と機械の接点です。

これまでの工学ではハードウエアの性能が問題にされることが多く、 人間を含めたトータルシステムとしての視点が欠如しています。

技術社会システム専攻においては、社会における技術のあり方を人間側の視点から問い直す研究を行っていきたいと考えています。

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これまでの研究では現場重視の実践的な活動を重視してきました。 航空機のコックピット、原子力発電所の制御室。行ってみなければその雰囲気は絶対に分かりません。 技術開発の前線の研究者との対話を重視しながら研究を進めていきます。

私はまだ比較的若いので、学生の皆さんと同じ視点で物事を考えていくという 姿勢を大事にしたいと思っています。趣味や個人的ことに関してはこちらをご覧下さい。
 http://www.takahashi.qse.tohoku.ac.jp/member/takahashi/index.htm

学生諸君へのメッセージ

技術の根本的な在り方に常に好奇心を持ち、自分なりの考え方を持てる学生を求めます。 例えば、あなたはIT革命をどう思いますか?

コンピュータのハードウエアはどんどん進化し、バラ色のネットワーク社会が到来すると本当に思いますか?

Webサイトで何でも買える時代です。昔なら何時間もかかって図書館で調べなければならなかった知識・情報が、 ネット上で検索すれば一瞬で手に入る時代です。

でも、そう言った見かけの進歩の影で実際には技術が人を幸せにしてはいない側面もあるということを常に意識して欲しいのです。

私は、技術がなくのんびりとした昔の生活が良かったと懐かしむ回顧論者ではありません。 技術の進歩を基本的には正しい方向であると考えています。

でも、そこに人を幸せにする技術という視点を常に忘れてはならないと考えています。

今の時代の技術の在り方を正しいスタンスで捉えることができるような学生を育てられたら良いと思っています。