教授 須川 成利 Shigetoshi Sugawa

実践技術経営融合講座
技術適応計画分野
研究室サイト: http://www.sgw.most.tohoku.ac.jp/
石田 修一←須川 成利→黒田 理人

_C0T0204見えない世界をも見ることができる電子の目を創造するクリエイティブな研究

○イメージセンサの新機軸が続々と

デジタルカメラやスマートフォンなど、社会に普及したイメージセンサ。中でも、およそ99%のシェアを占めるCMOSセンサは、須川教授がキャノン㈱在職中に、プロジェクトリーダーとして開発・実用化したものです。
CMOSセンサの産みの親である須川教授の研究室では、世界の最先端をゆくイメージセンサの研究、そして実用までのプロセス開発に取り組んでいます。

○須川・黒田研究室のミッション

本研究室では、CMOSセンサの技術を活用した次世代イメージセンサの研究をはじめ、回路・デバイス、装置・プロセス、クリーンルーム・ユーティリティ、計測・評価、信号処理、光学実装などの総合技術を結集し、社会での実用を前提としたイメージセンサの開発に取り組んでいます。
その一例として、人間の目では見えない紫外光から近赤外光まで、広い波長帯域を高感度でとらえるイメージセンサは、農業や食品分野、医療分野への応用が期待されています。また、より広いダイナミックレンジを持つイメージセンサは、光の明暗差がある環境下でも鮮明な画像が得られるため、すでに防犯カメラなどに実用化されています。さらには、毎秒2000万コマ撮影速度で256コマの撮影が可能な超高速イメージセンサは、宇宙開発や自動車の衝突実験などに応用されています。この他にも、イメージセンサの可能性を広げるため、研究生一人ひとりが一つの開発テーマをもってさまざまな研究開発を行っています。
本研究室では、こうしたイメージセンサに関する世界トップレベルの技術と特許を有しているため、協力や相談を求めて国内外から企業関係者が訪れます。私たちは、技術の指導や相談に応じるとともに、産学連携で共同研究開発も行っており、実社会で製品化される実務型の研究も数多く手掛けています。そのため、世界の最先端の人と情報が集まるプラットフォーム的な役割を担うとともに、企業の人たちとの交流を通じて、社会性を身につけることもできます。